財団法人 川崎市産業振興財団
産業支援部長 小泉幸洋

　かわさき技術士クラブの広報誌発刊おめでとうございます。
　当財団も1988年の設立以来、18年目を迎え大きな節目を迎えております。 今年度から「指定管理者」として産業振興会館、KBICの運営事業を川崎市から受託するとともに、国の三位一体の改革の中で、 従来は国庫補助金が充当されていた一部の事業が、国庫補助ゼロで、川崎市からの単独補助事業として運営されるようになりました。 川崎市独自での創意工夫により、実質的な企業支援の効果をあげていくことが求められています。
　こうした中で当財団では、①起業支援、中小企業の新事業・新分野進出支援、②中小企業育成、産業人材育成支援、 ③産業振興会館、KBICの効果的な施設管理を３つの大きな柱の事業として取り組んでまいります。 ①の事業では、ビジネス･オーディションの開催、産学・企業間マッチング支援、インキュベーションセンターの運営など、 ②の事業では専門家派遣、窓口相談、人材育成講座の開催などを、より一層効果的に実施し、新事業創出、既存企(申込先；川崎市中小企業サポートセンター）業の高度化を支援してまいります。
　昨年度に引き続き技術士クラブの専門家の皆様には、財団事業に対しての積極的なご支援をよろしくお願い申し上げます。

かわさき技術士クラブ
代表幹事　武藤文男

　当クラブは財団法人川崎市産業振興財団の組織で市内中小企業の中核的支援機関である川崎市中小企業サポ－トセンタ－に協力し、 新規事業・新製品開発、生産管理システムの改善等種々の技術コンサルティングを通じて中小企業の皆様の発展成長を図り、 地域経済活性化に貢献することを目的に平成14年3月発足、4年余経過しました。
　財団に専門家登録した技術士31名で構成され、当サポ－トセンタ－の次のような事業を支援しています。
①窓口相談：各種の技術相談に対応。
②専門家派遣：企業のご要望に応じ専門の技術士を長期に派遣。
③ワンデ－・コンサルティング：短期訪問指導。
④かわさき起業家オ－ディション　ビジネス・アイデアシ－ズ市場：新事業のアイデア提案を発掘し、提案企業への技術支援。
⑤人材育成セミナ－：共催、講師派遣。
この度、このような日常活動を中小企業の皆様にご理解頂くため、広報誌"かわさき中小企業技術支援ニュ－ス"を発行することにしました。
　皆様の広報誌としてご愛顧賜りますよう心からお願い申し上げます。