エコアクション21(Q&A)
1.エコアクション21(以下EA21と称する)とは何ですか。
【A】環境省が平成8年に創設した、中小事業者向けの環境マネジメントシステムです。 国際規格であるISO14001よりも安価な費用と労力で取得できます。
2. どのように取得すれば良いですか。
【A】第三者である審査人により認証登録審査を行い、地域事務局及び中央事務局の判定委員会でパスすれば登録できます。 登録審査では、EA21の要求事項12項目がクリアできていて、環境活動レポートを発行していることが条件になります。
3. 審査を受けるためには、どの程度の準備期間が必要ですか。
【A】概ね6~8ケ月で、システムが構築できてから最低3ケ月の運用実績が必要です。 運用実績をベースにして環境活動レポートを作成します。
4. 準備の手助けをしてくれる制度はありますか。
【A】EA21は中央事務局として(財)地球環境戦略機関持続性センター(IGES)がありますが ここが自治体イニシャティブや関係企業グリーン化プログラムという取得のための支援制度を準備しています。 参加費用は原則として無料です。
5. 登録までの費用はどのくらいかかりますか。
【A】業種(環境負荷の程度による)や従業員数で異なりますが、従業員10名の製造業では、 審査費用が10万円+交通費、登録費用が5万円です。 ただし審査までに個別にコンサルティングを依頼する場合は、6ケ月で別途20万円程度かかります。
6. 登録してからはどうなりますか。
【A】EA21では継続的活動を求めています。認証登録後一年で中間審査、二年後に更新審査を受けます。以降は中間審査と更新審査が1年毎にあります。
7. 現在の認証登録事業者はどの位いますか。
【A】平成22年1月現在で約4,200社です。
8. 詳細を知りたい場合はどこに問合せすれば良いですか。
【A】EA21中央事務局IGESは http://www.ea21.jp ここで登録事業者、地域事務局、審査人や支援制度などの詳細情報が得られます。
お問い合せ先: 松島 正(技術士 上下水道 総合技術監理) (エネルギー管理士 審査人) fwii4621@mb.infoweb.ne.jp