MSは有効か?
1.マネジメントシステム(以下MSと言う)認証を取得すると言うことは
ISO9001(QMS)やISO14001(EMS)をはじめとするMS規格の認証を取得すると言うことは 、企業の品質向上や環境配慮等のため規格が要求する然るべき体制(しくみ)が企業の中に存在することを実証するものです。
2. MSとは
品質であれ,環境であれ、まず企業トップによる方針を策定し、これに対して目標を設定し、実行し、 その進捗状況を監視・測定し、問題点については是正処置を実施し、これら改善活動結果についてレビューし、 さらなる改善を図るという、いわゆるPDCAによるスパイラルアップを目指すものです。 そのために必要となる体制(責任と権限)、ルール化(文書化、教育、コミュケーションなど)を求めています。
3. MS実施のメリット
MSを実行するには当初苦労が付きまとうと思いますが、長期的には「社内業務の見える化」が進み効率が上がると確信します。 その鍵は、本業の業務執行の仕組みの中にMSの仕組みを入れ込む事です。MSのための特別の仕組みを別立にすると失敗します。 中小企業の皆さんの規模にあった体制(仕組み)を構築することです。
詳しくは当技術士クラブへ問い合わせください。
お問い合せ先:遠藤 民夫(技術士 機械部門 ) (CEAR登録環境審査員 ) t_endo@ttv.ne.jp