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H24技術セミナー

第3回 (2012/12/19) ← 第4回 (2013/1/16)

平成24年度 川崎市産業振興財団共催 技術セミナー

第4回(2013年1月16日(水) 18:00~20:30)

於:川崎市産業振興会館 9階 第2研修室

「ものづくりに欠かせない リスク管理と営業秘密管理」

4-① 「リスクマネジメントの基礎と現場活用」  講師: 和田 吉正 氏 (技術士)

【セミナー概要】

リスクとは「目的に対する不確かさの影響」と定義されています。 我々が組織の目的を達成しようとする時、組織に潜在する情報や知識の不足及びシステム不備などの諸影響要因に気付き、 的確な対処をする必要があります。 そこで、リスクマネジメントを「組織の目的を達成しようとする時に直面するだろう諸影響に関するマネジメントの手法」 と捉えたらどうでしょう。 本セミナーではリスクマネジメントの基礎を解説し、次に品質マネジメントにおける活用例の紹介を行います。

【講師: 和田 吉正 氏 プロフィール】

食品メーカーにてレトルト食品・缶詰食品及び乾燥インスタント食品の開発を指導。その後、品質保証責任者、ISO9001品質管理責任者を歴任。品質マネジメントシステムの高度化に注力した。2009年からは食品商社の技術顧問として多くのサプライヤー品質監査・改善指導を手掛けている。2011年にWADA技術士事務所を開設し、中小食品企業の技術コンサルタントとして活動を展開し現在に至る。技術士(経営工学部門)、ISO9001、ISO22000審査員補。


4-② 「ものづくり中小企業における最近の営業秘密管理 ~開発製品の知財戦略(特許かノウハウか)~」

講師: 武藤 文男 氏 (技術士)

【セミナー概要】

開発製品の製造方法を特許出願したら1年半で公開となり、ライバル会社に周辺特許を取られ、自社の開発動向が知られてしまった。また、開発技術を何でも特許出願したら、出願費用とか維持費がかさみ、企業収益に影響した。ノウハウとして管理したほうがよかったのではないか。このような経験をされた企業がかなりあると思います。経済産業省は平成15年1月に「営業秘密管理指針」を策定し、平成17年10月、平成22年4月及び平成23年12月と3度にわたり改正しました。本セミナ-では改正の経緯と営業秘密管理のポイントを事例とともに紹介します。

【講師: 武藤 文男 氏 プロフィール】

日本酸素株式会社にて製造技術、生産管理技術を習得后新規事業企画担当役員として多数の新規事業経営経験を積む。 1996年に武藤技術士事務所開設:①ISO9001認証取得コンサルティング活動 ②冷凍食品製造技術コンサルティング活動(JR東日本系列NRE社米国冷食工場建設指導) ③新規事業、新製品開発、技術経営支援。④現在、(公益社)日本技術士会 正会員、(公益社)日本冷凍空調学会 正会員、(財)川崎市産業振興財団登録専門相談員、大田区産業振興公社登録コーディネーター。


パンフレット・申込用紙 (pdf 320kB)

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